Notionテンプレ販売の始め方|週末2時間で“商品化→初売上”までの手順書

「Notionテンプレを作って売ってみたい。でも、週末2時間で“商品”になるの?」
「出品しても売れなかったらどうしよう。何を作ればいいか分からない…」

Notionテンプレ副業で成果を左右するのは、デザインセンスや高度な関数よりも、“誰のどんな面倒を、どれだけ減らすテンプレか”を先に決めることです。結論としては、狭い悩みに絞ったテンプレを、導入5分で使える形にし、販売ページで不安を潰せば、初心者でも現実的にスタートできます(収益を保証するものではありません)。

この記事では、30代会社員・副業初心者(週末2時間)を想定して、テンプレ制作→商品化→販売導線→住所バレ対策(特商法の考え方)まで、迷わず進める手順書としてまとめます。

この記事で分かること

  • 初心者でも売れ筋を作りやすい「テーマの絞り方」3ステップ
  • 売れるNotionテンプレの作り方(DB設計・入力例・導入導線)
  • Notionマーケットプレイス/国内プラットフォームの選び方と注意点
  • 無料配布→有料販売へつなげる「販売導線」の作り方
  • よくある失敗と回避策(住所公開・機能名称の迷いも含む)

なぜ今Notionテンプレ副業が始めやすいのか

Notionテンプレ販売が副業初心者と相性が良い理由は、在庫や発送が不要な“デジタル商品”であることに加えて、購入前に価値が伝わりやすい点にあります。たとえばタスク管理・会議メモ・習慣化・家計などは、スクリーンショット数枚で「自分も使えそう」が想像できます。

一方で「作ったのに売れない」人が多いのも事実です。理由はだいたい次の3つに集約されます。

  • ターゲットが広すぎる:誰にも刺さらず、比較されて終わる
  • 導入が面倒:買ったのに使い始められず、レビューが付かない
  • 導線がない:出品しただけで見られない

つまり勝ち筋はシンプルで、「狭い悩み」→「導入が簡単」→「説明が丁寧」→「導線がある」の順に整えること。週末2時間でも回せる形に落とし込めます。

全体像:テンプレ制作〜販売までの最短ルート

  • Step1:売れるテーマを決める(悩みを1つに絞る)
  • Step2:テンプレを作る(DB設計→見た目→入力例)
  • Step3:商品化する(スクショ・使い方・FAQ)
  • Step4:販売場所を決める(手数料・集客・住所リスクで選ぶ)
  • Step5:販売導線を作る(無料配布→投稿→販売ページ)
  • Step6:運用する(レビュー獲得・軽微アップデート)

この順番を崩すと、「作り込みだけして疲れて終わる」「売れない理由が分からない」になりやすいので、まずはこの型を守るのがおすすめです。

Step1:売れるテーマを決める3ステップ

ステップ1:あなたが“毎週やっている面倒”を10個書き出す

テンプレのネタは、キラキラした成功体験ではなく、日常の面倒にあります。仕事でも生活でもOKなので、毎週のルーティンから10個書き出してください。

  • 会議メモが散らばって、タスク化が遅れる
  • 締切と優先度が混ざって、後回しが増える
  • 副業の作業時間が把握できず、自己嫌悪になる
  • 固定費・サブスクが分からず、家計がぼやける
  • 買い物が重複して、無駄が出る

ステップ2:「誰が困っているか」を1人に絞る

初心者が最初に売りやすいのは、「誰でも使える万能テンプレ」ではなく、“特定の人の、特定の困りごと”を解決するものです。ターゲットが具体的になるほど、販売ページの言葉も強くなります。

  • 例:会議が多い会社員(メモ→タスク化が苦手)
  • 例:副業初心者(作業時間が作れず継続できない)
  • 例:家計を整えたい人(固定費の見直しが進まない)

ステップ3:価値を「時短」で言い切る

テンプレは“便利そう”より、“どれくらい楽になるか”が伝わった瞬間に買われます。言い換えの例はこちらです。

  • ×「タスク管理ができる」→ ○「毎朝10分の整理が、3分で終わる」
  • ×「習慣化できる」→ ○「三日坊主でも、記録が続く仕組み」
  • ×「家計が分かる」→ ○「固定費が1枚で見える(見直しが進む)」

ここまで決まると、テンプレ制作は“作業”になります。逆に、ここが曖昧だと、いくら作っても「結局なにが良いの?」になりがちです。

Step2:売れるNotionテンプレの作り方(設計→入力例→導入導線)

最初は「データベース1個」で商品になる

初心者がやりがちなのは、ページや機能を盛りすぎて自分でも説明できなくなること。初めての有料テンプレは、まずはDB1個で十分です。

  • タスクDB(期限・優先度・ステータス・担当)
  • 会議メモDB(日時・決定事項・次アクション)
  • 家計DB(カテゴリ・固定費・支出・メモ)

「入力例10件」で“使い方”まで完成させる

売れるテンプレは、構造だけでなく「どう入力するか」まで用意されています。購入者が最初に迷うのは、機能ではなく最初の一行です。サンプルデータ(10件)を入れておくと、導入が一気に楽になります。

最新の名称で迷わせない:使うのは「データベーステンプレート」か「ボタン」

Notionはアップデートが頻繁で、古い機能名のままだと初心者が検索で迷子になりがちです。議事録などの定型フォーマットを用意する場合、今は主に次のどちらかで実現します。

  • データベーステンプレート:DBの「New」から新規テンプレートを作り、毎回同じ形式でページを作成できる(議事録・日報などに相性◎)
  • ボタン機能:ボタンを押すと、ページ作成やDBへの追加などのアクションを自動化できる(「新規タスク追加」などに相性◎)

この記事でも、操作に迷いにくい表現として「テンプレートボタン」ではなく、「データベースのテンプレート機能」または「ボタン機能」で統一して解説します。

無料プランでも準備はできる(公開・複製導線まで)

「無料プランのNotionでも販売できる?」と不安な方は多いですが、少なくともテンプレ作成や公開の準備として重要なWeb公開(Notion Sites)は、無料プランでも可能と案内されています。

また、テンプレ共有の基本は「公開して複製できるようにする」ことで、Notion公式ガイドでも、公開時にAllow duplicate as template(複製許可)をオンにする手順が説明されています。

Step3:商品化(売れる見せ方)— “中身”より“不安つぶし”が先

実績ゼロの初心者が勝つには、「機能の多さ」ではなく、購入者が抱える不安を先回りして消すことが重要です。出品ページには、最低限この7点を揃えましょう。

出品ページに必ず載せる7点セット

  • 誰向け:「○○に困る人向け」
  • 得られる変化:悩み→どう楽になるか(時短で)
  • 中身:ページ構成・DB一覧
  • スクショ:3〜6枚(購入後が想像できる)
  • 導入手順:複製→最初にやること3つ(5分以内)
  • できないこと:向かない人・非対応(期待値調整)
  • サポート方針:軽微更新の有無、連絡手段

納品は「複製リンク」が基本(公式手順で事故を防ぐ)

Notionテンプレの納品は、公開ページのURLを渡し、購入者が自分のワークスペースに複製する形が基本です。公式ガイドでも、公開してAllow duplicate as templateをオンにする手順が説明されています。

ここが曖昧だと「複製できません」「どこを押すの?」が多発します。出品ページか購入後メッセージで、手順を固定化しましょう。

Step4:販売場所の選び方(手数料・集客・住所リスクで決める)

選択肢1:Notionマーケットプレイス(集客が強い・公式の安心感)

Notionマーケットプレイスは「テンプレを探している人」が最初から集まっているのが大きな強みです。Notion公式ヘルプでは、手数料として10% + $0.40(取引ごと)が明記されています。

さらに、米国外のクリエイターには、支払いがUSDから現地通貨へ変換される際に追加で1%の為替手数料がかかる場合がある、と同じく公式ヘルプに記載があります。

「手数料が怖い」と感じるかもしれませんが、初心者にとっては集客(見つけてもらえる)が最初の壁です。最初の検証としては合理的な選択肢になります。

選択肢2:BOOTH(国内向けに始めやすいが、特商法と住所の考え方は必須)

BOOTHは国内ユーザーに強く、デジタル商品の販売もしやすい一方で、会社員が気にするのが住所公開(特商法)です。

BOOTHのヘルプでは、通信販売である以上、特定商取引法に基づく表記が必要であること、ただし「販売業者」に該当しない場合は住所などの記載義務がないことが案内されています。

また、特商法の一般的な考え方として、消費者庁の案内では、通信販売の広告には事業者の氏名(名称)、住所、電話番号などを表示すべき事項として挙げています。

重要:BOOTHで「住所非公開にできる/できない」を一律に断定するのは危険です。販売形態・継続性・規模などで「販売業者」該当性の判断が変わり得るため、必ずBOOTH公式ヘルプと消費者庁のガイドを確認し、不安が強い場合は専門家へ相談してください。

「匿名配送」は住所公開の代替にならない(物販の仕組み)

住所バレ対策として「匿名配送」を期待する人もいますが、BOOTHの「あんしんBOOTHパック」は、ヤマト連携の配送サービス(宛名書き不要・匿名受け渡し)です。

一方で、ダウンロード商品はそもそも配送がなく、購入後にダウンロードする仕組みとして別で説明されています。つまり、匿名配送=特商法の住所表示問題を解決する機能ではない、という理解が安全です。

なお、BOOTHでは注文形態によってショップオーナーに開示される情報が異なり、ダウンロード商品の場合は「ユーザー識別コード」が開示される旨が案内されています(住所などの開示有無は販売の設定・表示ルールと別の論点です)。

住所を出したくない場合の現実的な選択肢

  • Notionマーケットプレイスを優先:テンプレ販売に最適化されていて導線が作りやすい
  • プラットフォームの「条件付き省略」枠が使えるか確認:消費者庁のQ&Aでは、一定の表示の考え方が示されています(最終判断は公式・専門家へ)
  • どうしても住所が必要になる場合:バーチャルオフィス等の検討(契約条件・実態要件など注意点あり。安易に断定せず確認)

ここは法的な領域(YMYL)なので、記事としては「一般情報+注意喚起+公式確認」を徹底し、読者が自分で安全に判断できる導線を残すのが正解です。

Step5:販売導線の作り方(無料→有料の型で“売れない不安”を潰す)

テンプレは「出品=販売開始」ではありません。特に最初の1本は、見つけてもらう導線がないと埋もれます。週末2時間でも回せる導線はこれです。

導線の型:無料ミニ版 → 改善 → 有料版

  • 無料:DB1個+簡易ダッシュボード(5分で使える)
  • 回収:質問・詰まりポイント・要望(フォームでもOK)
  • 有料:ガイド・テンプレート追加・集計表・FAQをセット化

無料配布は「売上ゼロの不安」を減らすための検証手段です。反応が薄いなら、作り込む前にテーマを修正できます。

SNS投稿のテンプレ(毎回ゼロから考えない)

  • 投稿1:困りごと→原因→解決の考え方
  • 投稿2:テンプレの一部スクショ→便利ポイント1つだけ
  • 投稿3:無料版配布→感想募集→質問に回答
  • 投稿4:有料版の違い(機能差・サポート差)

この4本をループするだけで、最初の導線としては十分です。「投稿頻度」より「同じ型を続ける」方が、週末2時間の制約に合います。

週末2時間で進める4週間ロードマップ

1週目:テーマ決め+無料ミニ版設計

  • 悩みを1つに絞る(ターゲットも1人)
  • DB1個で解決できる形にする
  • 入力例10件を作る

2週目:有料版の骨組み作成

  • ダッシュボード(迷子防止)を整える
  • データベーステンプレートを作る(議事録・日報など)
  • 必要ならスプレッドシート等を“付属品”として用意

3週目:商品ページ素材作成

  • スクショ3〜6枚
  • 導入手順(最初の5分)
  • できないこと/向かない人/FAQ

4週目:販売場所決定+導線構築

  • Notionマーケットプレイス or 国内プラットフォームを決める
  • 無料配布→感想募集の投稿を作る
  • 購入後メッセージ(複製手順・FAQ)を定型化する

具体例:会議が多い会社員が「議事録→タスク化」テンプレで最初の一歩を作る

例:ユウさん(34歳・会社員)
会議メモが散らばり、決定事項がタスクにならず残業が増えがち。副業は週末2時間。

ユウさんは「万能な仕事術テンプレ」ではなく、用途を絞って次の1点に集中しました。

  • 会議メモDB(日時・参加者・決定事項・次アクション)
  • 議事録の定型文はデータベーステンプレートで固定化(毎回同じ形式で作成)
  • 「新規タスク追加」はボタン機能で導線化(押すだけでDBに追加)
  • 導入ガイド:最初に入力するのは3項目だけ

こうすると販売ページの訴求が「会議メモが“タスク”にならない問題を、5分で解決」にまとまり、購入者も判断しやすくなります。テンプレ販売は、複雑さより伝わる単純さが武器です。

よくある失敗7選と回避策

失敗1:ターゲットが広すぎて刺さらない

回避策:「誰でも」ではなく「○○に困る人」に絞る。1テンプレ=1悩み。

失敗2:機能を盛りすぎて使われない

回避策:DBは1個から。入力例10件+導入手順で完成させる。

失敗3:説明不足で“買うのが怖い”状態になる

回避策:スクショ・導入手順・できないこと・FAQを7点セットで揃える。

失敗4:古い機能名のままで、購入者が迷子になる

回避策:議事録や定型文は「データベーステンプレート」、操作の導線は「ボタン」で説明する。

失敗5:複製できずに問い合わせが増える

回避策:公開設定で「Duplicate as template(複製)」をオンにし、購入後メッセージに手順を固定で載せる。

失敗6:手数料を見落として価格が合わない

回避策:Notionマーケットプレイスは10% + $0.40、米国外では追加で1%の為替手数料がかかる場合がある点まで踏まえて計算する。

失敗7:住所公開(特商法)が不安で止まる

回避策:まずは公式ヘルプと消費者庁ガイドで「表示の考え方」を把握する。BOOTHでは「販売業者」に該当するかで扱いが変わり得るため、断定せずに確認する。

向いている人/向いていない人

向いている人

  • 自分の面倒を「仕組み化」するのが好き
  • 説明(スクショ・手順)を丁寧に作れる
  • 小さく作って改善するのが苦じゃない

向いていない人(ただし工夫でカバー可能)

  • 最初から完璧を目指して止まる(→無料ミニ版で検証)
  • 発信が苦手(→FAQ回答を投稿に転用)
  • サポートが不安(→定型返信テンプレを先に用意)

すぐできるチェックリスト(保存推奨)

  • ターゲットを1人に絞った
  • 悩みを1つに絞った(DB1個で価値が出る)
  • 入力例を10件入れた
  • 導入手順(最初の5分)を書いた
  • スクショを3〜6枚用意した
  • 「できないこと/向かない人」を明記した
  • 販売場所の手数料・入金条件を公式で確認した
  • 特商法(表示)と身バレ対策の方針を決めた
  • 無料→有料の導線(投稿4本ループ)を作った

まとめ

Notionテンプレ副業は、週末2時間でも始めやすい一方で、作り込みだけでは売れません。最短で前に進むコツは、次の順番を守ることです。

  • テーマ:狭い悩みを1つに絞る
  • 設計:DB1個+入力例で「すぐ使える」に寄せる
  • 商品化:スクショ・導入手順・FAQで不安を潰す
  • 販売:手数料と住所リスク(特商法)を確認してプラットフォーム選定
  • 導線:無料ミニ版→改善→有料版で回す

次にやること(3ステップ)

  1. 今日:「毎週の面倒」を10個書き出し、1つに絞る(誰向けかも1人決める)
  2. 今週:DB1個のミニテンプレを作り、入力例10件+導入手順(5分)を書いて無料配布する
  3. 来週:販売場所を決め、スクショ3〜6枚+投稿4本ループを作って導線を回し始める

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