スキル販売の始め方|実績ゼロから初受注に近づくココナラ出品ページ9項目テンプレ

「スキル販売を始めてみたいけど、実績ゼロの自分が選ばれる気がしない……」
「出品しても、すごい実績を持つプロに埋もれてしまうのでは?」

ココナラなどのスキルマーケットは副業の定番ですが、いざ始めようとすると“実績の壁”を感じて手が止まりがちです。

ただ、初受注に必要なのは華々しい実績よりも、購入者が抱える「依頼への不安」を先回りして消す出品ページです。平日1時間でも作れる「信頼の型」を用意すれば、実績ゼロでも検討されやすくなります。

この記事では、30代会社員・副業初心者の方に向けて、スキル販売の始め方と、実績ゼロでも選ばれやすい出品ページ(サービスページ)の作り方を手順書としてまとめます(受注・収益を保証するものではありません)。

この記事で分かること

  • スキル販売で最初に決めるべき「サービスの切り方」
  • 実績ゼロでも検討されやすい出品ページの9項目テンプレ
  • ココナラで損しない価格設定(手数料込みの考え方)
  • 身バレ不安・規約違反(外部誘導)などのリスク回避
  • 平日1時間で進める7日間ロードマップ

なぜ「実績ゼロだと売れない」と感じるのか

実績ゼロが不利なのは事実ですが、初心者が本当に詰まる原因は「能力」よりも出品ページが“購入の判断材料”になっていないことが多いです。

購入者は、あなたのスキルを完璧に見抜けません。だから代わりに次のような要素で「安心できるか」を判断します。

  • 何が納品されるのか(成果ではなくアウトプットが明確か)
  • どう進むのか(手順・やり取りの回数・修正範囲が明確か)
  • どこまでやってくれるのか(対応範囲と対応外が明確か)
  • 返信が返ってきそうか(稼働時間・返信目安があるか)
  • トラブルにならないか(追加料金・禁止事項・守秘の方針があるか)

つまり、実績がない段階では「すごい実力をアピールする」より、不安を減らす情報を揃えるほうが効果的です。ここを型化すれば、平日1時間でも十分に勝負できます。

スキル販売の全体像:最初のゴールは「初受注」より先に“信頼の土台”

スキル販売は、流れ自体はシンプルです。

  • ①サービス設計:売る内容を小さく切り、納品物・範囲・納期を決める
  • ②出品ページ作成:購入判断に必要な情報を揃える(テンプレ化)
  • ③プロフィール整備:返信目安・守秘・本人確認などで安心材料を足す
  • ④公開→改善:閲覧→問い合わせ→購入のどこで止まるかを修正する

初心者がやりがちなのは、②を薄くしたまま④を頑張ること(SNS発信だけ頑張る、出品数だけ増やす等)。でも、ページが弱いと流入しても買われません。

まずは「このページなら依頼できそう」と思われる最低ラインを作り、そのあとに出品数や集客を増やすほうが、結果的に早いです。

実績ゼロでも売りやすい「サービスの切り方」3ルール

実績ゼロの段階で「なんでもできます」は逆効果になりやすいです。購入者が不安になるからです。最初は次の3ルールで切りましょう。

ルール1:成果ではなく“納品物”を売る

NG例:フォロワー増やします/売上UPします(成果保証になりやすい)
OK例:投稿案10本作成/プロフィール添削/バナー1枚制作/記事構成+見出し作成

ルール2:平日1時間で回る粒度にする

最初は「1回で完結する小さなサービス」が強いです。月額運用や長期伴走は、管理工数が増えて初心者が燃え尽きやすいので、慣れてからで十分です。

ルール3:購入者が用意するものが少ない形にする

ヒアリングが重いサービスほど、実績ゼロの段階では購入が遠のきます。「質問テンプレに答えればOK」くらいまで落とせると、選ばれやすくなります。

実績ゼロでも選ばれる出品ページの作り方:9項目テンプレ

ここが核です。文章が上手い必要はありません。以下の9項目を「箇条書きで」埋めるだけで、購入者の不安が減ります。

1)タイトル:検索される言葉+納品物+ベネフィット

例:「Instagram投稿案を10個作ります|ネタ切れ解消・時短」
キーワード(出品/プロフィール/価格設定で迷う人が検索する語)を自然に入れ、何がもらえるかを1行で。

2)冒頭3行:誰の悩みをどう解決するか(要約)

  • こんな方に:〇〇で困っている方
  • 提供すること:〇〇を〇〇の形で納品
  • 得られること:迷いが減る/作業が時短/方向性が固まる

3)納品物:アウトプットを箇条書き(ここが最重要)

  • 投稿案10本(タイトル+本文+ハッシュタグ案)
  • 改善ポイントメモ(A4 1枚程度)
  • 納品形式:Googleドキュメント / PDF など

4)進め方:購入〜納品までを5ステップで見せる

  • 購入前相談(任意):目的・現状を確認
  • ヒアリング:テンプレ質問に回答
  • 作成:ドラフト提出
  • 修正:〇回まで(範囲も明記)
  • 納品:指定形式で納品→完了

5)対応範囲・対応外:線引きでトラブルを防ぐ

  • 対応範囲:〇〇/〇〇/〇〇
  • 対応外:即日対応、過度な修正、規約違反に当たる依頼 など

6)購入者に用意してもらうもの:チェックリスト化

  • 目的(集客/認知/採用 など)
  • ターゲット(年齢層・悩み)
  • 参考URL(あれば)
  • 禁止事項(NG表現・触れてほしくない内容)

7)価格設定:3段階(お試し/標準/しっかり)+オプション

実績ゼロは「買いやすさ」が重要です。安売りではなく、範囲を絞ったお試しを入口にします。

  • お試し:投稿案5本(修正1回)
  • 標準:投稿案10本+改善メモ(修正1回)
  • しっかり:投稿案10本+改善メモ+リサーチ追加(修正2回)

手数料の注意:ココナラは販売時に手数料が差し引かれます。通常の制作・テキスト系など多くのサービスは販売額の22%(税込)が案内されています。 一方で、ビデオチャットは機能変更に伴い、2025/4/16以降27.5%(税込)に改定されています。

この記事の例(投稿案作成など)は基本的に「通常サービス」想定なので、まずは22%を基準に利益計算しましょう。

8)サンプル(作例):実績の代わりに“品質”を見せる

実績ゼロの最強の武器は作例です。ただし「全部無料公開」は避け、部分公開にします。

  • 文章:冒頭300文字+構成+見出し例
  • 画像:3パターンの雰囲気見本
  • 提案系:改善前→改善後の比較(架空例でOK)

9)信頼の要素:プロフィール・本人確認・守秘を明記

ココナラでは、出品者情報の公開範囲について「性別のみ公開」と案内されています。 会社員で身バレが不安な方は、まず「公開される情報・公開しない情報」を把握したうえで、プロフィール文で安心材料(返信目安・守秘・進め方)を補強するのが堅実です。

また、ココナラにはNDA(機密保持契約)締結機能があり、プロフィール等に表示され信頼性のアピールに活用できる旨が案内されています。(※契約や法務判断が必要なケースは、専門家へ相談してください)

プロフィールの書き方:実績ゼロの不利を埋める5要素

プロフィールは“自己紹介”ではなく安心して依頼できる根拠を書く場所です。次の5要素で構成すると、短くても強くなります。

  • 何をする人か:提供サービスを1行で(出品と同じ言葉で)
  • なぜできるのか:職務経験・学習・制作背景(盛らない)
  • どう進めるのか:返信目安、稼働時間、納期の考え方
  • 何を守るのか:守秘・データ管理・公開範囲の方針
  • 向いている人/向いていない人:相性の良い依頼、NG依頼

会社員で顔出しが難しい場合でも、アイコンを整え、文章で誠実さ(約束できる範囲)を明確にするだけで「依頼しても大丈夫そう」が作れます。

具体例:実績ゼロの会社員が“初受注”に近づく出品ページ

例:35歳・会社員(平日1時間)
SNS運用は趣味程度。実績ゼロで不安。そこで「運用代行」ではなく、最初は小さく切って「Instagram投稿案10個」にしました。

  • タイトル:Instagram投稿案を10個作ります|ネタ切れ解消・時短
  • 納品物:投稿案10本+改善メモ(A4 1枚)
  • 進め方:テンプレヒアリング→ドラフト→修正1回→納品
  • 価格:お試し(5本)/標準(10本)/しっかり(10本+リサーチ)
  • 作例:架空のカフェで投稿案3本だけ公開(残りは購入後のイメージ)
  • プロフィール:返信目安・守秘・稼働時間を明記

これで「すごい実績」はなくても、購入者の不安(何がもらえる?どう進む?追加料金は?)が減り、問い合わせのハードルが下がります。最初の評価が付くと、次は「継続プラン」や「運用伴走」などに広げやすくなります。

失敗しない始め方:平日1時間で進める7日間プラン

  • 1日目:売るスキルを1つに絞る(納品物ベースで小さく切る)
  • 2日目:出品ページ9項目を箇条書きで下書き(文章は後でOK)
  • 3日目:作例を1つ作る(部分公開用)
  • 4日目:プロフィール整備(返信目安・守秘・稼働時間)
  • 5日目:価格を3段階+オプションにする(手数料も加味)
  • 6日目:画像を1枚作る(「何がもらえるか」が一目で分かる)
  • 7日目:公開→タイトルと冒頭3行を微調整して完成

最初の1週間は「出品して終わり」ではなく、“不安を消す材料を揃える週”にしましょう。

よくある失敗7選と回避策

失敗1:「なんでもできます」で出品して埋もれる

回避策:最初は1サービスに絞る。納品物が明確な形に切る。

失敗2:安すぎて不安に見える/疲弊する

回避策:安売りではなく「お試しは範囲を絞る」。手数料差し引き後の手取りで設計する(通常サービスは22%が案内)。

失敗3:納品物が曖昧でトラブルになる

回避策:納品物・修正回数・対応範囲・対応外を箇条書きで固定する。

失敗4:サンプルがなく品質が伝わらない

回避策:作例(部分公開)を置く。Before/Afterの架空例でもOK。

失敗5:返信が遅く、機会損失になる

回避策:返信目安(例:24時間以内)を明記し、通知を見逃さない。

失敗6:手数料を避けて「直接取引」に誘導してしまう

回避策:ココナラはサイト外での連絡や個人情報共有などの禁止行為について、検知した場合に予告なくアカウント停止や機能制限の可能性がある旨を案内しています。 手数料は“保険料”と割り切り、まずはプラットフォーム内で完結させましょう。

失敗7:税金・社内規定を確認せず、副業トラブルになる

回避策:会社の就業規則(副業規定)を確認。税金は状況で変わりますが、一般に副業所得が一定額を超えると確定申告が必要になる場合があります。判断に迷う場合は税務署や税理士などへ相談を。

向いている人/向いていない人

向いている人

  • 平日1時間でも「決めた型」を淡々と回せる人
  • 成果保証ではなく、納品物と改善提案で価値を出せる人
  • 返信・納期・範囲を守るなど、信用を積み上げられる人

向いていない人(工夫すればOK)

  • 毎回ゼロからサービスを作り直してしまう人(テンプレ化で改善)
  • 値下げでしか勝てないと思っている人(お試し設計で改善)
  • 連絡が苦手で返信が遅れがちな人(返信目安と通知設定で改善)

すぐできるチェックリスト

  • サービスは「納品物が明確」な形に切れている
  • 出品ページに「9項目テンプレ」が入っている
  • 納品物・納期・修正回数・対応外が書かれている
  • 購入者が用意するものがチェックリストになっている
  • 作例(部分公開)がある
  • プロフィールに返信目安・稼働時間・守秘方針がある
  • 手数料を踏まえて価格を決めている(通常サービス22%、ビデオチャット27.5%など)
  • 外部誘導(直接取引)をしない運用ルールになっている

まとめ

スキル販売は、実績がないから不利なのではなく、購入者が判断できる材料が足りないことが原因で止まりがちです。だからこそ、実績ゼロの段階では「信頼が伝わる型」をページに実装するのが最短ルートになります。

  • 最初は「納品物が明確」な小さなサービスに絞る
  • 出品ページは9項目テンプレで“不安を先回りして消す”
  • 価格は3段階+オプションで買いやすさを作る
  • 手数料(通常22%など)を踏まえて手取りで設計する
  • 外部誘導(直接取引)は規約違反リスクがあるため避ける

次にやること(3ステップ)

  1. 今日:売るスキルを1つ選び、「納品物が明確な形」に小さく切る
  2. 今週:出品ページを9項目テンプレで作り、作例(部分公開)を1つ用意する
  3. 来週:公開→タイトル・冒頭3行・画像を改善し、問い合わせ対応テンプレも作る

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