結論:ショートのフックは「理想1.5秒以内で結論」、長くても3秒で“得”を約束すると離脱が減りやすい
「一生懸命作ったショート動画が、開始1秒でスワイプされてしまう……」
「中身は自信があるのに、そこまで見てもらえない」
ショートは本当にシビアで、最近は開始1秒でスワイプされるのが当たり前になっています。だからフックは「長くても5秒」ではなく、意識としてはより厳しく、理想は1.5秒以内で結論(または得)、長くても3秒に寄せた方が成果が出やすいです。
そして、最優先でやるべきは「魔法の言い回し探し」ではなく、YouTubeアナリティクスの視聴維持率グラフを見ることです。開始数秒でガクンと落ちているなら、改善ポイントはほぼフック(冒頭設計)に集中しています。
この記事では、初心者でも再現できるように、フックを6つの型に分解し、コピペで使える例文30選と、さらに分かりやすくするために「NG例 vs OK例」比較図解も追加しました。
まず確認:あなたの離脱は「フック問題」か?(アナリティクスで一発判定)
投稿を増やす前に、1本だけでいいので確認してください。
- YouTube Studio → アナリティクス → 該当ショート → 視聴者維持率(グラフ)
- 開始直後にガクンと落ちている → まずフック改善が最優先
- 中盤から落ちる → テンポ/画面変化/字幕設計の問題が濃厚
冒頭で落ちているのに、編集やBGMをいじっても効果が出にくいです。最初の1〜3秒を直すのが最短です。
なぜ冒頭1〜3秒で離脱されるのか
ショートは「見る」より「流す」が基本です。視聴者は、冒頭でこの3つを超高速で判断します。
- これは自分向け?(誰の悩みか)
- 見る価値ある?(得があるか)
- 今見る理由ある?(損しそう/気になる)
だからフックは面白いセリフではなく、判断材料を最短で渡す“案内板”です。
ショートのフックは「6つの型」で量産できる
フックはセンスではなく型です。ショート初心者はこの6つだけ覚えればOKです。
- 型A:結論先出し(最短で刺さる)
- 型B:損失回避(やらないと損)
- 型C:共感→問題提起(自分ごと化)
- 型D:意外性(常識をひっくり返す)
- 型E:選択式(A/Bで参加させる)
- 型F:証拠・実演(見せて黙らせる)
ポイントは、どの型でも「悩み(〇〇)」と「得(△△)」を1回ずつ言うことです。
【図解】フックのNG例 vs OK例(スピード感の違いが一目で分かる)
テキストだけだと伝わりにくいので、タイムラインで比較します。
NG:前置きが長い(視聴者が1秒で去る)
0.0s 「今日は〇〇について話します」
0.8s 「〇〇って大事ですよね」
1.6s 「まずは前提として…」
2.8s (まだ得が見えない)→スワイプされやすい
OK:結論ドン(1.5秒以内に“得”が見える)
0.0s 「結論、〇〇は△△で解決」
0.8s 「今日のポイントは3つ」
1.5s 本文へ(理由・手順)
OK:損失回避(1秒で親指を止める)
0.0s 「それ、〇〇が伸びない原因です」
0.9s 「直すのはここ」
1.5s 本文へ
ショートのフック例30選:冒頭3秒で引き込む言い回し
ここからはコピペで使えます。〇〇(悩み)と△△(得)を自分のジャンルに置き換えてください。
型A:結論先出し(最短で刺さる)
- 「結論、〇〇は△△が最短です」
- 「先に答え。〇〇は“□□”でOK」
- 「〇〇で迷うなら、まずこれだけ」
- 「今日言いたいのは1つ。〇〇は△△」
- 「これで〇〇、かなりラクになります」
型B:損失回避(やらないデメリット)
- 「〇〇してる人、だいたいここで損してます」
- 「それ、〇〇が伸びない原因かも」
- 「知らないと、〇〇で詰みます」
- 「〇〇を先にやると、時間ムダになります」
- 「〇〇の前に、これだけは避けて」
型C:共感→問題提起(自分ごと化)
- 「〇〇、毎回悩んで止まってませんか?」
- 「頑張ってるのに〇〇が伸びない…それね」
- 「〇〇が続かない人、共通点あります」
- 「〇〇、結局いつも同じで飽きる問題」
- 「〇〇が苦手な人ほど、ここがズレてます」
型D:意外性(常識をひっくり返す)
- 「実は〇〇、やらない方が伸びます」
- 「〇〇は“頑張るほど”逆効果です」
- 「みんな〇〇を増やすけど、減らすのが正解」
- 「〇〇の正解、思ってるのと逆です」
- 「〇〇のコツは“上手くする”じゃなく“削る”」
型E:選択式(A/Bで参加させる)
- 「あなたはA派?B派?(結論は後半)」
- 「〇〇が伸びない人、AとBどっち?」
- 「〇〇、先にやるのは①②③どれ?」
- 「これ、どっちが正しいと思う?」
- 「Aを選ぶ人、損しやすいです(理由言う)」
型F:証拠・実演(見せて引っ張る)
- 「これ、〇秒で変わります(見せます)」
- 「今から〇〇を“その場で”やります」
- 「ビフォー→アフター、これだけで変わる」
- 「同じ〇〇でも、こっちが伸びます(比較)」
- 「画面見て。ここを変えるだけ」
ジャンル別:フックを「自分のネタ」に落とし込む置き換え表
例文を自分のジャンルに変換するコツは、「〇〇(悩み)」と「△△(得)」を先に決めることです。
| ジャンル | 〇〇(悩み・テーマ) | △△(約束・得) | 刺さりやすい型 |
|---|---|---|---|
| 仕事術・勉強 | ToDo/集中/時短 | 早く終わる/ラクになる | 結論先出し/証拠 |
| 副業・発信 | 台本/ネタ/導線 | 迷わない/伸びやすい | 損失回避/意外性 |
| 美容・健康(断定注意) | 睡眠/食事/習慣 | 続く/改善しやすい | 共感/選択式 |
| ガジェット・レビュー | 設定/選び方/比較 | 失敗しない/コスパ | 証拠/意外性 |
失敗しないフックの作り方:今日から回せる3ステップ
フックは思いつきだとブレるので、手順で回します。
ステップ1:悩みを1個に絞る
×「ショートの伸ばし方」
○「冒頭で離脱される」
一点に絞ると、フックが短くなります。
ステップ2:“得”を一言で言い切る
「離脱を減らす」「3つに絞る」「1分で終わる」など、約束を短くします。
ステップ3:6つの型から1つ選んで当てはめる
迷ったら型A(結論先出し)でOKです。最短で改善できます。
具体例:フックを変えただけで「続きが見られる」台本
想定:ショート初心者。テーマは仕事術。中身は良いのに冒頭離脱が多い。
NG(前置き型)
「今日はToDo管理について話します。ToDo管理って大事で…」 →得が見えず離脱されやすい。
OK(結論先出し)
「結論、ToDoが終わらない人は“15分に割る”だけで変わります」 →得が一瞬で伝わり、残りやすい。
そのまま使えるショート台本テンプレ
フック(0〜1.5秒) 「結論、〇〇は△△です」 本文(要点は1〜2個) 「理由は□□。やり方は①②」 オチ(まとめ or ループ) 「つまり△△。…でも、実は落とし穴があって(冒頭へ)」
よくある失敗5選と回避策
失敗1:フックが長い(説明しすぎ)
回避策:フックは「結論 or 得」だけ。理由は後で言う。
失敗2:誰向けか分からない
回避策:「〇〇で悩む人」を1回入れる。
失敗3:抽象的でふわっとする
回避策:「3つ」「これだけ」など数字を入れる。
失敗4:毎回同じ言い回しで飽きられる
回避策:型は固定でOK。言い回しは週単位でローテ(A→B→Eなど)。
失敗5:フックだけ強くて中身が薄い
回避策:約束(得)を本文で必ず回収する。釣りっぽく見えると信頼が落ちる。
すぐできるチェックリスト
- 冒頭1.5秒以内に「結論 or 得」を言えている(長くても3秒)
- 誰向けかが一瞬で分かる(〇〇で悩む人、など)
- 数字が入っている(3つ、1分、これだけ)
- 約束(得)を本文で回収している
- 同じ型の連投になりすぎていない(週でローテ)
まとめ
ショートの冒頭離脱は、才能よりフックの設計で改善できます。最近は開始1秒でスワイプされる前提なので、理想は1.5秒以内に結論(または得)、長くても3秒に寄せるのが現実的です。
まずはアナリティクスで「開始直後の落ち」を確認し、落ちているなら改善ポイントはフックに集中。6つの型に当てはめて、例文を置き換えて回すだけで、冒頭の迷いが消えます。
次にやること(3ステップ)
- ステップ1:YouTube Studioで視聴維持率グラフを見て、開始直後に落ちている動画を3本選ぶ
- ステップ2:その3本の冒頭だけを、型A(結論先出し)で1.5秒以内に言い直す案を作る
- ステップ3:次の5本は「フックだけ改善」を徹底し、改善した型を固定する
