ブログジャンルの選び方|初心者がYMYLを避けて失敗しない決め方

「ブログを始めたいけど、せっかく書いても誰にも読まれなかったらどうしよう…」
「YMYLジャンルは厳しいって聞くけど、具体的に何がダメなの?」

ジャンル選びは、ブログの生存率を決める最初の関門です。ここで「稼げそうだから」と金融や医療などのYMYL(お金・健康など人生に大きく影響する領域)に突っ込むと、競合の強さと求められる信頼性の高さに押し返されて、初心者ほど消耗しやすくなります。

でも、怖がる必要はありません。初心者が安全に積み上げやすいジャンルは、ちゃんと見つけられます。ポイントは、「続けられる(ネタ切れしない)×YMYLを踏みにくい×収益導線が確認できる」の3つを同時に満たすことです。

この記事では、30代会社員の副業初心者が、週末2時間でも迷わず決められるように、ジャンル選定の手順(ロードマップ)をチェックリスト化して解説します。特に「収益導線」の確認でつまずきやすいので、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)で案件が存在するか確かめる手順まで具体的に書きます。

つまずかない結論:初心者は「安全帯×経験×ASP案件あり」で決める

最初にポイントだけお伝えすると、初心者のジャンル選びはこの順番が一番失敗しにくいです。

  • 1)YMYLど真ん中を避ける(断定・助言が必要な領域を外す)
  • 2)自分の経験で書けるテーマに寄せる(体験談・比較・失敗談が出る)
  • 3)ASPで広告案件があるか確認する(案件ゼロの悲劇を防ぐ)
  • 4)競合を見て「勝ち筋」を探す(穴を埋める切り口があるか)
  • 5)最初は“ゆる特化”で書き出す(3テーマ以内→伸びた軸に寄せる)

ここからは、上の手順を「どうやるか」を具体的に落としていきます。

なぜジャンル選びで挫折する人が多いのか

ジャンル選びで止まる原因は、才能やセンスではなく「基準がない」ことがほとんどです。特に副業初心者は、平日が忙しい分、迷うとそのまま手が止まります。

挫折パターンは、だいたい次の3つに集約されます。

  • 稼げそうで選ぶ→書けない:強いジャンルほど専門性・正確性・根拠が求められ、初心者は記事が薄くなりやすい。
  • 好きで選ぶ→収益導線が弱い:趣味が悪いわけではありませんが、読者の「解決したい悩み」や「購入・申込み」につながりにくいと、収益化までの距離が遠くなりやすい。
  • 雑記で始める→軸がブレる:書きやすい反面、「何のブログか」が伝わりにくく、内部リンクも設計しづらい。

だからこそ、最初に“物差し”を持つのが重要です。後半で紹介するチェックリストと点検手順を使えば、迷いが一気に減ります。

まず避けたいYMYLとは:初心者が「踏み抜きやすい境界線」

YMYLは、読者のお金・健康・安全・将来など、重大な意思決定に影響しやすい領域です。ここは検索でも信頼性のハードルが上がりやすく、初心者が「おすすめ」「これが正解」と断定して書くほど危険になります。

重要なのは、「テーマ」よりも「書き方」でYMYLに踏み込みやすくなる点です。たとえば同じ健康でも、境界線はこう考えると分かりやすいです。

  • 避けたい(踏み抜きやすい)例:「この症状はこの治療が正解」「このサプリで治る」など、医療助言・治療の断定に寄る
  • 比較的安全に寄せやすい例:「自分はこういう生活習慣で体調管理している(体験)」のように、生活日記・体験談の範囲に留める

同様に「お金」も、具体的な投資助言や税務判断は避け、家計簿の付け方や買い物の工夫など、生活改善の範囲に寄せると安全度が上がります。

ここでの結論はシンプルです。初心者は、断定・助言が必要になるYMYLど真ん中を避け、経験ベースで語れる安全帯に寄せる。これだけで、長期的に続けやすくなります。

ジャンル選定の物差し:5つの基準(E/N/P/M/Y)で点検する

「なんとなく」で決めると失敗しやすいので、初心者でも使える5つの基準に落とします。ここでは、ジャンル候補を“点検”して、残すべきものだけ残すやり方を紹介します。

  • E:経験の濃さ(Experience)……体験談・比較・失敗談が書けるか
  • N:ネタの量(Neta)……30記事分の見出しが今すぐ出るか
  • P:悩みの強さ(Problem)……「困って検索する」テーマか
  • M:収益導線(Money route)……紹介できる商品・サービス(案件)があるか
  • Y:YMYLリスク(YMYL)……断定・助言が必要になりやすいか

副業初心者は、まずYが低い(踏み込みにくい)候補の中から、EとNが高いものを優先するのが現実的です。時間が限られるほど「書ける」ことが強いからです。

簡易スコア表(自分用テンプレ)

項目チェック質問目安
E(経験)体験談・比較・失敗談が10本以上書ける高いほど良い
N(ネタ)30記事の見出しが今すぐ出る出ないなら危険
P(悩み)「○○ 方法」「○○ できない」など悩みが具体的強いほど収益化しやすい
M(収益)ASPで案件が確認できる/物販だけに偏らない案件ゼロは避ける
Y(YMYL)断定・助言が必要になりやすい高いほど避ける

次の章で、M(収益導線)を“実務としてどう確認するか”を具体手順にします。ここが初心者の最重要ポイントです。

収益導線の確認は「ASPで案件があるか」を先に調べる

初心者が「紹介できる商品ある?」と聞かれて思い浮かべるのは、Amazonや楽天の商品になりがちです。もちろん物販も収益化の一つですが、ブログの収益導線は物販だけではありません。サービス申込み系(資料請求、体験、サブスク等)の案件は、ジャンルによっては大きな柱になります。

そこで必ずやってほしいのが、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)で案件が存在するか確認することです。これをやらずにジャンルを決めると、「頑張って書いたのに、そもそも紹介できる案件がほぼない」という悲劇が起きます。

ASPで案件を確認する手順(初心者向け)

  • 1)ASPに無料登録する(審査がある場合もあります)
  • 2)管理画面の「プログラム検索」でジャンル名を検索(例:宅配クリーニング、英会話、VOD、ガジェット周辺など)
  • 3)案件数があるかを見る(ゼロ〜数件しかないジャンルは注意)
  • 4)成約条件を確認する(無料申込みか、購入が必要か、対象条件は何か)
  • 5)案件が複数社あるかを見る(1社しかないと、終了した瞬間に詰む)

初心者はまず「案件がある/ない」を見分けるだけで十分です。単価や条件の細かい比較は後回しでOKです(最初から数字に引っ張られると迷いが増えます)。

主要ASPの例(まずはここから)

  • A8.net
  • もしもアフィリエイト
  • バリューコマース
  • afb(アフィビー)
  • アクセストレード

どれか一つに絞る必要はありませんが、最初は2〜3社に登録して「案件の有無」を確認できれば十分です。

特化と雑記の選び方:初心者は「ゆる特化」が一番続く

「特化が正解」「雑記はダメ」と極端に言われることがありますが、初心者の現実解はもう少し柔らかいです。おすすめは、最初は“ゆる特化(3テーマ以内)”で始めることです。

  • 特化のメリット:何のブログか伝わりやすい/内部リンクを作りやすい/経験が積み上がって見える
  • 雑記のメリット:書き出しやすい/自分の得意が見つかる

ただし完全な雑記は、検索にも読者にも「結局何のサイト?」となりやすいです。そこで、読者像を固定し、テーマを3つ以内に収めます。

例:「30代会社員の時短」×「在宅環境(ガジェット)」×「習慣化」のように、生活圏が同じテーマでまとめると、雑記でも一つのメディアに見えます。

逃げ道を用意する:雑記→特化への移行プラン

初心者が気負いすぎないために、最初から“移行プラン”を決めておくのが有効です。

  • 最初の3か月:ゆる特化(3テーマ以内)で30記事を目指す
  • 4〜6か月:伸びたテーマを見極め、内部リンクを強化する
  • 半年以降:一番伸びたテーマに寄せて「実質特化」にしていく(必要ならブログ分割も検討)

最初から完璧な特化を作ろうとしなくてOKです。継続のための“逃げ道”があると、手が止まりにくくなります。

競合チェックのやり方:上位10件+allintitleで「難易度の肌感」を掴む

競合チェックは「強そうだからやめる」ためではなく、勝ち筋があるかを見る作業です。初心者でもできる確認方法を、順番にまとめます。

手順1:検索して上位10サイトのタイプを見る

  • 企業メディアばかりか、個人ブログも混じるか
  • 体験談が薄い記事が多いか、一次情報が強いか
  • 更新が古い記事が多いか(改善余地があるか)

個人ブログが入っていて、しかも内容が薄いなら、あなたの経験と手順化で勝てる可能性があります。

手順2:allintitle:検索でライバル記事数をざっくり把握する

Google検索の検索窓に、次のように入力します。

allintitle: キーワード

これは「そのキーワードをタイトルに含むページ」を中心に探すコマンドです。数が少なければ、タイトル一致で正面から狙っているライバルが相対的に少ない可能性があります(あくまで目安ですが、肌感が掴みやすいです)。

例:
allintitle: ブログ ジャンル 選び方
allintitle: 30代 会社員 ブログ 始め方

allintitleが多い=即NGではありません。ただ、初心者はまず「競合が薄い可能性のある切り口」から入ると、早期に手応えを得やすいです。

手順3:関連キーワードで“ズラし”を作る

ビッグキーワードで勝てなくても、関連キーワードで勝てます。たとえば「ブログ ジャンル 選び方」だけでなく、

  • 「ブログ ジャンル 選び方 初心者」
  • 「ブログ ジャンル 決め方 会社員」
  • 「ブログ 特化 雑記 どっち」

のように、読者像や状況を足すと、あなたの体験が刺さる記事にしやすくなります。

初心者が選びやすい“安全帯ジャンル”の考え方

「具体例が欲しい」という人向けに、初心者が比較的取り組みやすい方向性を紹介します。ここで大事なのはジャンル名そのものより、体験で書ける形に落とし込めるかです。

  • 生活の改善系:時短、片付け、家事の工夫、買い物の比較(断定の助言に寄りすぎない)
  • レビュー・比較系:ガジェット、日用品、サブスクの使用感(実体験が強い)
  • 学び直し・仕事術:ツール活用、作業効率、習慣化(人生決定の断定を避ける)
  • 趣味×困りごと:キャンプ、コーヒー、筋トレ“グッズ”など(治療や危険領域に踏み込まない)

逆に、金融・医療・法律・転職の断定や助言が中心になりそうなら、最初は避けるのが無難です。やるなら「体験の範囲」「公式情報への誘導」「注意喚起」を徹底して、踏み込みすぎない設計にしましょう。

具体例:30代会社員が「続く×案件あり」でジャンルを決める手順

ここでは、あなたに近いケースで、実際にどう決めるかを見せます。

状況:30代会社員/副業初心者/週末2時間/継続が不安/PCは最低限
ジャンル候補:①ガジェット、②時短家事、③英語学習、④転職、⑤健康

まずYMYLリスクで一次選別します。④転職、⑤健康は、書き方によっては断定・助言が必要になりやすく、初心者は踏み抜きやすい。完全NGではないですが、最初の軸としては重めです。

次にE(経験)とN(ネタ)を見ます。①ガジェットは比較・レビュー・失敗談が作りやすく、ネタも出しやすい。②時短家事も同様に手順化しやすい。③英語学習は体験で語れるが、教材や学習法の断定になりすぎない工夫が必要。

最後にM(収益導線)をASPで確認します。ASPで「宅配クリーニング」「家事代行」「食材宅配」「オンライン英会話」「ガジェット周辺」などを検索し、案件が複数あるかを見る。ここで案件が薄ければ、そのテーマは軸にしない。

結果として、初心者はこう決めると続きやすいです。

  • メイン:ガジェット(買って使った経験が資産になる)
  • サブ:時短家事(手順記事が作りやすく、関連案件も探しやすい)
  • 扱い注意:健康は“生活の工夫”に留める(治療・断定は避ける)

このように「安全帯→経験→ASP確認」の順で決めると、稼ぎやすさと続けやすさの両立が現実的になります。

よくある失敗5選と回避策

失敗1:YMYLど真ん中で断定してしまう

稼げそうに見えても、断定・助言が必要な領域は初心者が消耗しやすいです。

回避策:最初は安全帯に寄せる。扱うなら体験談の範囲に留め、公式情報を参照する導線を作る。

失敗2:ジャンル名は決めたのに、30記事の見出しが出ない

ネタ切れは継続の最大の敵です。

回避策:ジャンル決定前に「記事タイトル30本」を作る。出なければ、そのジャンルは今は早い。

失敗3:収益導線を“なんとなく”で決めて案件がない

Amazonだけで考えると、サービス系の選択肢を見落としやすいです。

回避策:ASPで案件が存在するか必ず検索する。案件が複数社あるかまで見る。

失敗4:完全雑記で軸が消え、内部リンクが作れない

読者にも検索にも伝わりにくく、伸びにくい構造になります。

回避策:最初は“ゆる特化(3テーマ以内)”。読者像を固定して、同じ生活圏のテーマでまとめる。

失敗5:競合が強いと感じて、何も始められない

調べ続けて疲れるパターンです。

回避策:ビッグキーワードを捨て、関連キーワードでズラす。allintitleで肌感を掴み、穴のある切り口から入る。

すぐできるチェックリスト:この12問でジャンル候補を絞る

  • 体験談・比較・失敗談が10本書ける
  • 30記事分の見出しが今すぐ出せる
  • 読者像を1人に固定できる(例:30代会社員)
  • 悩みが具体的(「○○ 方法」「○○ できない」)
  • 断定・助言が必要なYMYLど真ん中に寄りにくい
  • 扱う場合も「体験の範囲+注意喚起」に留められる
  • ASPで案件が存在する(最低でも複数案件)
  • 案件が1社依存にならない(複数社の選択肢がある)
  • 上位10件に個人ブログが混じっている(勝ち筋の余地)
  • allintitleで、狙う切り口に穴場の可能性がある
  • 週末2時間でも回る(ネタ探しが重すぎない)
  • 半年後に「伸びたテーマへ寄せる」移行が想像できる

YESが多い候補が、あなたにとっての“続くジャンル”です。

まとめ:チェックリストと次にやること

ブログジャンル選びで初心者が最優先すべきは、続けられる設計と、YMYLを踏みにくい安全帯です。そこに、ASPで案件が存在するかという現実的な確認を足せば、「書けるのに稼げない」「稼げそうなのに書けない」の両方を避けやすくなります。

迷ったら、安全帯→経験→ASP案件確認→競合チェック→ゆる特化で開始の順番に戻ってください。これが副業初心者の最短ルートです。

次にやること(3ステップ)

  • ステップ1:ジャンル候補を5〜10個書き出し、YMYLど真ん中(断定・助言が必要)をいったん外す
  • ステップ2:残った候補をASPで検索し、「案件がある候補」だけ残す(A8.net、もしも等でOK)
  • ステップ3:残った候補で記事タイトル30本を作り、一番スムーズに出たテーマで“ゆる特化”として最初の5記事を書く

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