Amazonせどりの垢BAN対策|アカウント停止を防ぐ“地雷行動”チェックリスト

「Amazonせどりを始めたいけど、いきなりアカウント停止(垢BAN)になったらどうしよう…」
「普通に売っているだけなのに警告が来るって本当?」

ネット上には「Amazonの停止は運ゲー」「理不尽にBANされた」という声もありますが、実際は明確な原因が積み重なって起こるケースがほとんどです。Amazonには、初心者が知らずに踏みがちな“即アウト級の地雷(出品・仕入れ行動)”があり、そこを避けるだけで生存率は大きく上がります。

この記事では、せどり初心者が絶対にやってはいけない行動を「危ない理由」→「予防策」→「今日からのルール」までセットで解説します。難しい規約を読み込む前に、まずはこの記事のチェックリストだけ頭に入れてください。

※本記事は一般情報です。Amazonのポリシー・運用は変更されることがあります。最終判断はセラーセントラル(管理画面)のヘルプ・通知に従ってください。

Amazonでアカウント停止が起きる仕組み:狙われるのは「購入者体験の悪化」と「疑い」

Amazonは購入者体験を最優先にしているため、次のどれかが強く疑われると、警告・出品停止・調査が入りやすくなります。

  • 購入者が損をする可能性が高い(偽物、初期不良、コンディション違い、届かない、期限切れ等)
  • 規約違反の可能性が高い(禁止商品、表示違反、レビュー不正、複数アカウント等)
  • トラブル増加の兆候がある(苦情・返品・返金・遅延が増えている)

重要なのは、停止の引き金は「本当に悪いことをしたか」だけではなく、“疑われたときに説明・証明できるか”も大きいことです。せどり初心者が最初に作るべきは、売り方のテクニックではなく疑われにくい運用ルールです。

まず押さえる:停止リスクが高い原因トップ6

アカウント停止の理由は多く見えますが、初心者が踏みやすいのは次の6パターンです。ここを避けるだけで、リスクは大きく下がります。

  • 真贋(偽物)・正規性の疑い:本物でも「流通経路の証明」が弱いと詰みやすい
  • 新品の定義ミス:未開封でも“新品として出せない”ケースがある
  • コンディション違反:中古を新品で出す/状態説明が不足する
  • 禁止商品・制限カテゴリ:出してはいけない/許可が必要な領域に踏み込む
  • 知的財産(商標・著作権)トラブル:画像転載・文面コピペ・誤認表記
  • 苦情が増える運用:遅延、追跡不足、梱包不良、対応遅れの積み上げ

このあと、特に質問が多い「新品の定義」「真贋調査での証明(レシートの現実)」を、かなり厳しめに現場目線で整理します。

【最重要】Amazonの「新品」は“状態”だけじゃない:未開封でも新品にできない

初心者が一番誤解しやすいのがここです。「未開封=新品でOK」と思いがちですが、Amazonの新品は、単に見た目の状態だけでなく、入手経路(誰から仕入れたか)や保証の扱いが絡みます。

特にせどりでは、次の認識を持ってください。

  • 個人(個人事業主を除く)から仕入れた商品は、未開封でも新品として出品できない扱いになる(例:メルカリ、ヤフオクの個人出品者)
  • メーカー保証がある商品で、購入者が正規販売店と同等の保証を受けられない状態だと、新品要件を満たしにくい(保証書の扱い・保証開始の考え方など)
  • Amazon上(Amazon.co.jpやマーケットプレイス)で調達した商品は新品として扱えないとされる運用がある

つまり、「仕入れ先が個人」「保証があやふや」「Amazon上で買ったものを回す」この3つは、初心者が“新品出品の地雷”を踏みやすい代表例です。

安全策としては、最初から次のどちらかに寄せるのが現実的です。

  • 新品出品にこだわらず、実態に合わせて「ほぼ新品(中古)」などで正しく出す(コンディション違反を避ける)
  • 新品で勝負するなら、事業者仕入れ(B2B)で証明が出せるルートを作る(後述の“請求書問題”に直結)

やってはいけない出品①:小売仕入れ・個人仕入れを「新品」で回す(構造的にハイリスク)

ここは耳が痛いですが、初心者を守るために強く言います。小売店や個人ルートで仕入れた商品を“新品”で回すのは、構造的にハイリスクになりやすいです。

理由はシンプルで、トラブルが起きたときにAmazonが求めがちなものが「請求書(Invoice)」だからです。多くのケースで求められるのは、次のような“ビジネス取引の証明”です。

  • 仕入れ先(卸・メーカー・正規ディストリビューター等)の会社情報
  • あなた(出品者)の会社情報
  • 対象商品の型番・数量・取引日付
  • 仕入れの整合性(販売数量や期間とのつじつま)

一方で、小売店のレシートや一般的な領収書は、「請求書(Invoice)とは別物」として扱われ、真贋・正規流通の説明として弱いと判断されることがあります。レシートが絶対に無価値という話ではありませんが、少なくとも“レシートさえあれば助かる”と期待して運用するのは危険です。

だから初心者は、次のどちらかを選ぶのが安全です。

  • 新品で回す前提のせどりをするなら、請求書が出るB2B仕入れを優先する
  • 小売・個人仕入れ中心なら、「新品」へのこだわりを捨て、コンディションを正しく落として事故を避ける

ここを曖昧にすると、読者が「レシート取っとけばOK」と誤解して、最悪アカウントを失います。新品で戦うほど、証明の要求水準が上がる。これが現実です。

やってはいけない出品②:真贋(偽物)リスクが高い商品に手を出す

停止リスクの中でも破壊力が大きいのが真贋です。重要なのは、あなたが本物だと思っていても、購入者の申告やブランド側の申し立てなどで「疑い」が発生すると、対応が一気に難しくなることです。

初心者が避けるべき“火種が多い”ジャンル例

  • ブランド品(バッグ、財布、アパレル、香水など)
  • 人気の高いトレカ・ゲーム・フィギュア・限定品
  • 模倣品が出回りやすい消耗品(需要が高いほど偽物も増えがち)

予防策(初心者向けの現実解)

  • 最初は真贋トラブルが起きにくいカテゴリに寄せる(疑われにくさ優先)
  • 仕入れは証明が残る事業者ルートを優先する(請求書の出る取引)
  • 「証明が弱いのに新品で出す」運用をしない(火に油)

せどりは「薄利で回す」ほど、1件の真贋トラブルのダメージが致命的になりがちです。最初は利益より、疑われにくい土台作りが最優先です。

やってはいけない出品③:コンディション違反(中古を新品、説明不足)

初心者の「うっかり停止」で多いのがコンディション違反です。特に危ないのはUsed sold as New(中古を新品として販売)の扱いで、これは購入者体験を大きく損ねるため、強く見られやすい傾向があります。

よくあるミス

  • 開封済み・一度でも使った可能性があるのに新品で出す
  • 外箱の傷・潰れ・欠品を説明しない
  • 付属品完備のはずが、一部欠品している
  • 動作確認せずに中古家電・中古ゲーム機を出す

予防策(コンディションの型)

  • 迷ったら新品ではなく中古に寄せる(過大表現を避ける)
  • 説明文は「欠点→対処→良い点」の順で書く(信頼が上がり苦情が減る)
  • 付属品はリスト化し、梱包前に指差し確認する

コンディション違反は悪意より雑さで起きます。出品テンプレを作って、毎回同じ項目を確認するだけで事故は激減します。

やってはいけない出品④:禁止商品・制限カテゴリを「出品できる前提」で仕入れる

Amazonには、出品禁止商品や、事前承認・条件が必要なカテゴリがあります。ここに踏み込むと、利益以前に出品削除・警告・停止のリスクが上がります。

初心者がやりがちな勘違いはこれです。

  • 「店で普通に売ってた=AmazonでもOK」
  • 「他の出品者がいる=自分も出せる」

実際は、出品者やアカウントの状況、商品状態、書類の有無で扱いが変わることがあります。だから、仕入れ前に“出品できる確証”を取りにいくのが鉄則です。

予防策

  • 仕入れ前に「その商品が出品できるか」を確認してから買う
  • 初心者は、まずルールが比較的シンプルな商品に絞る
  • 期限・保管条件・表示義務が絡むものは、運用が固まってから

合言葉は「売れる」より「出品できる」です。

やってはいけない出品⑤:知的財産(商標・著作権)を甘く見る

知的財産系のトラブルは、初心者が意図せず踏みがちです。画像転載、説明文コピペ、互換品の誤認表記などが原因になりやすいです。

典型的な地雷

  • メーカー公式画像や他人の出品画像をそのまま使う(許諾が不明)
  • 他人の説明文を丸ごとコピーする
  • 互換品なのに純正品のように誤認させる表現をする

予防策

  • 画像は基本自分で撮る(中古は特に)
  • 説明文はテンプレを作りつつ、自分の言葉にする
  • 互換・対応表記は誤解が出ないよう慎重に(不安なら扱わない)

「みんなやってる」は通用しません。疑われる要素を減らすのがアカウント防衛の基本です。

表で整理:初心者が避けるべき行動と安全策

危ない行動(停止リスク)なぜ危ないか初心者の安全策
個人仕入れの未開封を新品で出品新品定義(入手経路・保証)で不利になりやすい中古(ほぼ新品)で正しく出す/B2B仕入れに寄せる
小売レシート前提で新品を回す真贋調査で請求書(Invoice)を求められると詰みやすい請求書の出る仕入れ先を作る/新品に固執しない
ブランド・限定品をいきなり扱う真贋・IP申し立ての火種が多い疑われにくい商品から始める
出品制限を確認せず仕入れる出品できず在庫が死ぬ/警告リスク仕入れ前に出品可否確認をルール化
発送遅延・追跡なしが続く苦情が増えてアカウント健全性が悪化発送日固定・追跡優先・梱包の型

【習慣】毎日見るべき「アカウント健全性ダッシュボード」とは?

停止を避ける最強の予防策は、テクニックではなく予兆を早く拾うことです。その中心がアカウント健全性ダッシュボード(Account Health Dashboard)です。

ここには、警告・パフォーマンス問題・顧客体験の指標が集約されます。初心者は、難しい数字を完璧に理解するより、まず次の運用だけ徹底してください。

  • 毎日1回(1分)開く:通知や新しい問題が出ていないかだけ確認
  • 黄色・赤が出たら先延ばししない:放置が一番危ない
  • “どのASINが原因か”を特定:原因が分からないまま動くと悪化する

一般的に、自己発送(FBM)では「発送関連の指標」が悪化しやすいです。具体的には、発送遅延、追跡の不足、キャンセルなどが積み上がると、購入者体験が悪化して警戒されやすくなります。

用語が難しければ、最初はこう覚えてください。

  • 購入者に迷惑がかかる系の数字=危険信号
  • 早く直せるもの(発送・対応)から優先して改善

よくある失敗5選と回避策(初心者がやらかしがちな順)

失敗1:未開封なら新品だと思い、個人仕入れ品を新品で出品

回避策:「未開封=新品OK」と決めつけない。個人仕入れは新品扱いにならないリスクがあるため、まずは中古(ほぼ新品)寄りで安全運用する。

失敗2:レシートを集めれば大丈夫だと信じて新品を拡大

回避策:真贋調査では請求書(Invoice)を求められることがある前提で運用する。新品で回すなら、請求書が出るB2B仕入れを優先する。

失敗3:中古を新品で出してコンディション違反

回避策:迷ったら新品ではなく中古。欠点を先に書き、付属品はリストで確認する。

失敗4:出品制限を見ずに仕入れて在庫が死ぬ

回避策:仕入れ前に出品可否を確認。「出品できる確信がないものは買わない」を徹底する。

失敗5:発送遅延・追跡不足・対応遅れが続いて苦情が増える

回避策:発送日固定、追跡あり優先、返信テンプレで当日対応。苦情を“積まない”運用にする。

すぐできるチェックリスト(仕入れ前・出品前)

最後に、これだけ守れば事故が減る「最低限の防衛チェックリスト」です。メモにコピペして、仕入れ前に毎回確認してください。

  • 新品の定義:入手経路(個人仕入れ等)・保証の扱いを踏まえて「新品」で出して良いか
  • 証明:真贋調査が来たときに説明できる取引記録があるか(新品ほど厳しくなる前提)
  • 出品可否:制限・許可の壁がないか(仕入れ前に確認)
  • コンディション:新品/中古の判断がブレないか(迷ったら中古寄せ)
  • 付属品:付属品をリストで確認できるか(欠品ゼロ)
  • 知財:画像転載・文面コピペ・誤認表記がないか
  • 発送:追跡ありで送れるか/期限を守れる運用か
  • 健全性:アカウント健全性ダッシュボードを毎日見る習慣があるか

まとめ

Amazonのアカウント停止(垢BAN)は、ほとんどが「やってはいけない行動」が積み重なって起こります。特に初心者が守るべき最重要ポイントは、新品の定義真贋調査の証明(レシートの現実)です。

未開封でも新品として出せないケースがあり、真贋調査では請求書(Invoice)レベルの証明を求められることがあります。だからこそ、初心者は新品に固執しない運用か、証明が出せるB2B仕入れに寄せるのが、最も現実的なアカウント防衛策です。

テクニックより先に「疑われにくく、説明できる」土台を作りましょう。それが長く売るための最短ルートです。

次にやること(3ステップ)

  • ステップ1:自分の「扱わない領域」を決める(例:個人仕入れの新品、真贋火種の強いブランド系、制限カテゴリ)
  • ステップ2:セラーセントラルのアカウント健全性ダッシュボードを毎日1分見る習慣を作る(黄色・赤は放置しない)
  • ステップ3:出品前チェックリストを固定し、1商品1点で検証→問題がなければ徐々に増やす

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