ショート動画の台本は、センスより「尺(15秒・30秒・60秒)に合う型」を持っているかで、作業時間と伸びやすさが決まります。
この記事では、初心者でも量産できるように、15秒・30秒・60秒それぞれの台本テンプレ(コピペOK)と、すぐ使える例文、作り方の手順、CTA(次の行動)の入れ方、よくある失敗と回避策をまとめます。さらに、文字数の目安(400文字の壁)と、ChatGPT等のAIを使った時短術も追加して、現代的な「最短ルート」に仕上げました。
台本で1日が終わる…その絶望は「型+文字数」で解決できる
「ショート動画を投稿したいけど、台本を考えるだけで何時間もかかってしまう……」
「言いたいことがまとまらなくて、撮影してみたら1分を大幅に超えてしまった」
ショート動画の継続において最大の敵は、撮影でも編集でもなく台本作り(ネタ構成)です。毎回ゼロから構成を考えていては、どんなにやる気があっても続きません。
しかし、伸びている発信者やプロの編集者は、毎回新しい構成を考えているわけではありません。「尺(15秒・30秒・60秒)に合わせた勝ちパターン」を持っていて、そこにネタを当てはめているだけです。
この記事では、穴埋めするだけでプロっぽい構成になる「ショート動画台本テンプレート」を尺別に公開します。さらに、文字数の目安とAI時短も入れて、今日から量産できる状態にします。
なぜ「ショート動画 台本 テンプレ」が必要なのか
ショート動画が続かない最大の理由は、編集スキルではなく台本で迷う時間です。
- 何から話せばいいか分からず、冒頭でグダる
- 言いたいことを詰め込みすぎて尺オーバー→編集地獄
- オチが弱くて最後まで見られない→次も伸びにくい
- 毎回ゼロから考える→投稿が止まる
逆に、伸びている人は「ネタの天才」ではなく、同じ型で回しているだけということが多いです。型があると、台本作りは穴埋め作業になり、作業が一気に軽くなります。
まず押さえる前提:ショート台本は「結論ファースト+1メッセージ」
ショートは視聴者がいつでもスワイプできる環境です。だから台本の基本は、次の2つ。
- 結論ファースト:冒頭で「何が得か」を言う(前置きは削る)
- 1本1メッセージ:伝えるのは1つだけ(欲張らない)
「3つ紹介します」はOKですが、その場合は「本当に3つだけ」。増やすならシリーズ化(Part1/2/3)にした方が、視聴維持率も作業効率も上がります。
尺別に考える:15秒・30秒・60秒は“できること”が違う
同じネタでも、尺が変わると最適な構成が変わります。まずは目安を掴みましょう。
15秒:1行で刺して、1手だけ渡す(最小構成)
- 向いている:ワンポイント、注意喚起、あるある→一言解決
- やりすぎ注意:理由の説明を入れすぎると破綻
30秒:結論→理由→手順(2〜3ステップ)まで入る(標準)
- 向いている:ノウハウ、手順、チェックリスト、比較(A vs B)
- 最も量産しやすい:迷ったら30秒型が無難
60秒:ストーリー・具体例・注意点まで入る(深掘り)
- 向いている:失敗談→改善、検証、ビフォーアフター、解説系
- 注意:長い分、テンポが悪いと離脱が増える(間延び厳禁)
【重要】文字数の目安(400文字の壁):早口すぎる台本を防ぐ
台本が書けない人の多くは、実は「書けない」のではなく書きすぎです。ショートは読み上げ速度に限界があります。一般に、早口で話せる文字数には上限があり、1分あたり300〜400文字あたりが現実的な目安になります(これ以上は聞き取りづらくなりやすい)。
尺別の目安文字数(まずはこの範囲で作る)
- 15秒:約80〜100文字
- 30秒:約150〜200文字
- 60秒:約300〜400文字(ここが“壁”)
最初は「少なすぎる?」くらいでOKです。ショートは丁寧さより、分かりやすさとテンポが勝ちます。もし文字数を超えるなら、理由を削る/例を1つにする/シリーズ化が正解です。
【コピペOK】台本テンプレ共通セット(全尺で使える)
まずはどの尺でも使える「共通パーツ」です。ここを固定すると量産が一気に楽になります。
共通パーツ1:冒頭フック(1〜2秒)
- 対象者しぼり:「副業でショート作ってる人へ」
- ベネフィット先出し:「今日から台本が速くなる型です」
- 問題提起:「台本で手が止まってませんか?」
共通パーツ2:本文(結論→理由→手順 / あるある→落とし穴→解決)
- 結論を先に言う
- 理由は1文で短く
- 手順は2〜3ステップ(最大3)
共通パーツ3:締め(CTA:次の行動)
CTAは「チャンネル登録してください!」だけだと弱いです。ショートは特に、視聴者にとって自然な次の一手を置くと反応が良くなります。
- 保存:「後で見返す用に保存してね」
- コメント:「あなたはどの尺が作りやすい?15/30/60で教えて」
- 次回予告:「次は“冒頭3秒のフック例”を出します」
※ブログに貼る場合は、テンプレを背景色付きのボックスにしておくとコピペしやすく、UXが上がります(実装できるならコピーボタンも相性◎)。
15秒台本テンプレ(型3つ)+例文
15秒は「短い=簡単」ではなく、「短い=削る技術」です。ここでは失敗しにくい型を3つに絞ります。
15秒テンプレA:結論→理由(1文)→1手(指示)
【15秒テンプレA(コピペOK)】
(フック)〇〇で悩む人へ。
(結論)結論:△△すると速いです。
(理由)理由は□□だから。
(1手)今日やるのは「××」だけ。
(CTA)保存して後で見返して。
目安文字数:80〜100文字
例文(ジャンル:動画作り)
- フック:台本が書けなくて止まる人へ。
- 結論:結論、1本1メッセージにすると一気に速いです。
- 理由:理由は、削る判断が要らなくなるから。
- 1手:今日やるのは「言いたいことを1行にする」だけ。
- CTA:保存して次の台本で使って。
15秒テンプレB:あるある→落とし穴→改善1つ
【15秒テンプレB(コピペOK)】
(あるある)〇〇しがちじゃない?
(落とし穴)それ、△△で損しやすい。
(改善)代わりに□□にして。
(CTA)これ、次の投稿で試してみて。
目安文字数:80〜100文字
例文(ジャンル:副業・仕事術)
- あるある:最初に「こんにちは」から入ってない?
- 落とし穴:それ、冒頭でスワイプされやすい。
- 改善:代わりに最初の1秒で結論を言って。
- CTA:次の1本だけ、冒頭を変えてみて。
15秒テンプレC:質問→即答→1行理由
【15秒テンプレC(コピペOK)】
(質問)〇〇って、どっちがいい?
(即答)結論:△△。
(理由)□□の人は特に相性いい。
(CTA)あなたはどっち派?コメントで教えて。
目安文字数:80〜100文字
例文(ジャンル:尺選び)
- 質問:ショート台本、15秒と30秒どっちがいい?
- 即答:結論、初心者は30秒。
- 理由:手順が入れられて再現しやすいから。
- CTA:あなたはどっちが作りやすい?
30秒台本テンプレ(王道3つ)+例文
30秒は最もバランスがよく、量産に向く標準尺です。まずはこの3つを回せばOKです。
30秒テンプレA:結論→理由→手順(2〜3)→注意点→CTA
この型は、ビジネス文章の基本であるPREP法(Point→Reason→Example→Point)をショート向けに短縮した形だと思ってOKです。理由が長くなりがちな人に特に効きます。
【30秒テンプレA(コピペOK)】
(フック)〇〇で悩む人へ。
(結論)結論:△△で改善します。
(理由)理由は□□だから。
(手順)手順は3つ:①…②…③…
(注意点)注意:××はやらない。
(CTA)保存して、次の投稿で試して。
目安文字数:150〜200文字
例文(ジャンル:ショート動画制作)
- フック:ショートの台本で毎回迷う人へ。
- 結論:結論、「結論→理由→手順」の順にすると一気に速いです。
- 理由:理由は、話が散らからず編集がラクになるから。
- 手順:①結論を1行で書く ②理由を1文で足す ③手順を3つに絞る
- 注意点:注意、説明を増やしすぎると尺オーバーします。
- CTA:この型、保存して次の1本で使って。
30秒テンプレB:あるある→原因→解決策(3つ)→CTA
【30秒テンプレB(コピペOK)】
(あるある)〇〇になりがち…
(原因)原因は△△。
(解決)対策3つ:①…②…③…
(CTA)どれからやる?コメントで宣言して。
目安文字数:150〜200文字
例文(ジャンル:仕事術)
- あるある:台本を書いてるのに、まとまらない…
- 原因:原因は、言いたいことが多すぎるから。
- 解決:対策3つ。①1本1メッセージ ②理由は1文 ③例は1つだけ
- CTA:どれから直す?コメントで教えて。
30秒テンプレC:比較(A vs B)→結論→条件分岐→CTA
【30秒テンプレC(コピペOK)】
(フック)AとB、結局どっち?
(結論)結論:△△。
(条件)ただし□□ならA、××ならB。
(理由)理由は…(1文)
(CTA)あなたはどっち?
目安文字数:150〜200文字
例文(ジャンル:尺選び)
- フック:15秒と60秒、結局どっちが伸びやすい?
- 結論:結論、初心者は30秒が安定しやすい。
- 条件:ただしワンポイントなら15秒、深掘りなら60秒。
- 理由:伝えたい情報量とテンポが合いやすいから。
- CTA:あなたは何秒が得意?
60秒台本テンプレ(深掘り3つ)+例文
60秒は「説明できることが増える」反面、「間延びのリスク」も上がります。なので、ストーリー型か検証・手順型に寄せるのが安全です。
60秒テンプレA:失敗談→気づき→改善手順→結果→CTA
【60秒テンプレA(コピペOK)】
(フック)昔の私は〇〇で失敗しました。
(失敗)具体的に何が起きたか。
(気づき)原因は△△だった。
(改善)やったことは3つ:①…②…③…
(結果)こう変わった(誇張しない)。
(CTA)同じ人は、まず①から。
目安文字数:300〜400文字
例文(ジャンル:台本作り)
- フック:昔の私は、台本が書けなくて毎回投稿が止まりました。
- 失敗:ネタはあるのに、前置きが長くて尺オーバー→編集で疲れる→続かない。
- 気づき:原因は、台本に「入れたいこと」を詰め込みすぎていたこと。
- 改善:①結論を最初に書く ②理由は1文 ③例は1つに絞る
- 結果:迷う時間が減って、同じ型で作れるようになりました。
- CTA:まずは①「結論を1行」で書いてみて。
60秒テンプレB:チェックリスト提示→理由→やり方→まとめ→CTA
【60秒テンプレB(コピペOK)】
(フック)〇〇が伸びない人、ここチェック。
(チェック)チェック項目3〜5つ。
(理由)なぜ重要かを短く。
(やり方)直し方を1つだけ深掘り。
(まとめ)今日やること。
(CTA)保存して見返して。
目安文字数:300〜400文字
例文(ジャンル:冒頭改善)
- フック:冒頭で離脱される人、ここチェック。
- チェック:①挨拶から入ってない?②結論が5秒以上遅くない?③文字が小さくない?④1本で言い過ぎてない?
- 理由:冒頭で「得」が見えないとスワイプされやすいから。
- やり方:直し方は、冒頭1秒で結論→理由1文→手順3つ。
- まとめ:次の1本は冒頭だけ変えて検証。
- CTA:保存して次の台本で使って。
60秒テンプレC:Q&A(質問3つ)→回答→最後にまとめ
【60秒テンプレC(コピペOK)】
(フック)台本でよくある質問3つ答えます。
(Q1→A1)短く。
(Q2→A2)短く。
(Q3→A3)短く。
(まとめ)結局これだけ。
(CTA)次は〇〇を解説するよ。
目安文字数:300〜400文字
台本の作り方:初心者が量産するための手順(5ステップ)
テンプレを持っても、ネタから台本に落とす流れがないと手が止まります。以下の順番で作ると安定します。
ステップ1:ネタを「1行」にする
例:「ショート台本は結論→理由→手順にすると速い」
ステップ2:視聴者(誰向け)を決める
例:「台本が書けない初心者」
ステップ3:尺を決めてテンプレに当てはめる
- ワンポイント=15秒
- 手順説明=30秒
- 失敗談・深掘り=60秒
ステップ4:言葉を削る(理由は1文、例は1つ)
削る基準は「なくても意味が通るなら削る」。ショートは丁寧さより、分かりやすさが勝ちます。特に60秒で400文字を超えそうなら黄色信号です。
ステップ5:CTAを“自然な次の行動”にする
- 保存:チェックリスト系と相性が良い
- コメント:比較(A vs B)や質問で終えると相性が良い
- 次回予告:シリーズ化するなら必須
【時短】AI(ChatGPT等)で台本を3分で作る方法
今どきのショート台本は、ゼロから自力で書くより、テンプレをAIに渡して「穴埋め」させる方が速いです。ポイントは「丸投げ」ではなく、型と制約(尺・文字数・トーン)を先に決めること。これだけで“使える台本”の確率が上がります。
AIに渡す指示のコツ(失敗しない型)
- 尺:15/30/60秒を明記
- 文字数:目安文字数も指定(例:30秒は180文字前後)
- 構成:テンプレA/B/Cのどれで書くか指定
- トーン:煽りすぎない、断定しすぎない(「〜しやすい」等)
- CTA:保存 or コメント or 次回予告を指定
【コピペOK】AI用プロンプト(30秒テンプレAを穴埋め)
【AIプロンプト】
あなたはショート動画の台本作家です。以下の条件で台本を書いてください。
【尺】30秒
【文字数】180文字前後(最大200文字)
【トーン】煽りすぎない/断定しすぎない(「〜しやすい」「〜のことが多い」を使う)
【構成】結論→理由(1文)→手順3つ→注意点1つ→CTA(保存)
【テーマ】(ここにテーマを1行で入れる)
【対象者】(誰向けか)
【CTA】「保存して次の1本で試して」
出力は「セリフ形式(話し言葉)」で、改行して読みやすくしてください。
AI台本をそのまま使わないための“安全チェック”
AIは便利ですが、次のような事故が起きがちです。ここだけチェックすれば十分実用になります。
- 盛りすぎ:「絶対」「確実」「100%」が入っていないか
- 長すぎ:文字数が上限を超えていないか(60秒で400文字超えは要削り)
- 抽象すぎ:手順が行動になっているか(「意識する」だけで終わってないか)
- 釣りっぽい:フックだけ強くて本編が薄くないか
最終的にはあなたの言葉に寄せて、少しでも“人の温度”を足すと、視聴者の信頼が積み上がります。
具体例:台本が苦手な初心者が「30秒テンプレ」で量産できるようになるまで
例:副業でショート運用を始めたBさん。ネタはあるのに台本が書けず、1本に2〜3時間かかっていました。
- 原因:毎回「何から話す?」で迷い、前置きが増えて尺オーバー→編集で削る
- 変更:30秒テンプレAを固定(結論→理由→手順3つ→注意点→CTA)
- 追加の工夫:文字数を180文字前後に縛り、超えたら「理由を削る」「例を1つにする」
- AI活用:テーマ1行→プロンプトに貼る→出てきた台本を“短く・具体に”整える
ここで大事なのは、最初から完璧を狙わないことです。まずは型と文字数を固定して投稿し、反応を見ながら微調整が現実的です。
よくある失敗5選と回避策
失敗1:挨拶・自己紹介から入ってしまう
- 回避策:冒頭は結論か問題提起。自己紹介が必要なら最後に1秒で。
失敗2:理由が長くて尺オーバー
- 回避策:理由は1文に制限。「なぜなら〜」を1回だけ。
失敗3:手順が多すぎて覚えられない
- 回避策:手順は最大3つ。4つ以上ならシリーズ化。
失敗4:フックが強いのに本編が薄い(釣りっぽい)
- 回避策:本編で必ず「手順」「チェック」「具体例」のどれかを出す。
失敗5:文字数が多すぎて早口になり、聞き取れない
- 回避策:文字数目安を守る(15秒80〜100/30秒150〜200/60秒300〜400)。超えたら削るか分割。
すぐできるチェックリスト:この台本、ショート向き?
- 冒頭1〜2秒で「誰向け」「何が得か」が分かる
- 1本1メッセージになっている
- 理由は1文で終わっている
- 手順は2〜3ステップに絞れている
- 例は1つだけ(盛りすぎていない)
- 文字数が目安内に収まっている(60秒は400文字以内を意識)
- 最後に自然なCTAがある(保存/コメント/次回予告)
- AIを使った場合、誇張・断定・抽象表現が残っていない
まとめ
ショート動画の台本は、センスより尺に合ったテンプレを固定できるかで勝負が決まります。迷ったら30秒テンプレを軸に、ワンポイントは15秒、深掘りは60秒で使い分けるのが現実的です。
さらに、台本づくりを安定させる鍵は文字数の制約(60秒は300〜400文字)です。これだけで「早口すぎて聞き取れない」「尺オーバーで編集地獄」が激減します。
そして時短したいなら、テンプレをAIに渡して穴埋めさせるのが最短ルート。型・文字数・トーンを指定し、最後にあなたの言葉で整えれば、量産が現実になります。
次にやること(3ステップ)
- ステップ1:あなたのジャンルで「言いたいこと」を1行で10個書く
- ステップ2:そのうち3つを選び、30秒テンプレAに穴埋めして台本を作る(文字数は180文字前後)
- ステップ3:同じ型のまま3本投稿し、次は「冒頭フック」だけを変えて検証する(AIを使うならプロンプトで時短)

