せどり仕入れ判断テンプレート完全版|迷わない「規約→回転→利益→在庫リスク」チェック表(A/B/C判定つき)

「利益が出そうな商品を見つけたけど、本当に仕入れていいのか自信がない…」
「後から“出品できない商品”だと気づいて赤字になった…」

せどり初心者が成果を出せない原因は、リサーチ量よりも仕入れの判断基準(Go/NoGo)がその場の感情でブレることにあります。しかもテンプレ記事はコピペされやすい分、基準が甘いと読者が独自解釈して大事故(出品停止・真贋調査など)につながるリスクがあります。

そこで本記事は、安全側に倒した「仕入れ判断テンプレ」として全面改稿しました。上から順にチェックするだけで、迷わず「仕入れる/見送る」を決められます。

結論:仕入れ判断は「出品可否・真贋(請求書)→同一特定→回転→損益分岐点→競合→在庫」の順で潰す

初心者が最初に見るべきは利益ではありません。最優先は「そもそも安全に売れるか」です。

  • 最優先:出品可否・規制・真贋(調査に耐えられるか)・法令(古物)
  • 次:同一商品特定(色/容量/セット/型番)
  • 次:回転(売れ行き)
  • 次:損益分岐点(ツールで試算済み)
  • 次:競合(出品者数の現在+推移)
  • 最後:在庫・返品・破損などの実務リスク

この順番にすると「買ってはいけない」を先に弾けるので、迷いが激減します。

仕入れ判断テンプレ(安全版)|そのままコピペして使えるチェック表

店舗でも電脳でも共通で使えるように作っています。
途中でNGが出たら、その時点で見送るのが基本です(迷うほど事故が増えます)。

チェック項目見るポイントOKの目安(初心者・安全側)NG/注意サイン(見送り推奨)
①出品可否・規制出品制限/要申請、危険物・期限、アカ停止リスク出品可が確認できる/規制カテゴリではない出品不可・要申請・警告表示/判断できない
②真贋(ブランド/高額品)真贋調査に耐える証憑調査が来ても「メーカー/正規卸の請求書」で説明できる見込み/ハイブランド等を避けている請求書が出せない(店舗レシートのみ、フリマ仕入れ等)/ハイブランド・偽物が多い商材
③法令(古物)中古品の仕入れ販売中古品を仕入れて売るなら古物商許可を取得済み(未取得なら中古仕入れはしない)許可なしで中古を継続的に仕入れて売る予定
④同一商品特定JAN/ASIN/型番、色/容量/世代/セット、付属品完全一致が取れている(型番末尾まで確認)似てる別物/セット違い/型番末尾違い/付属品違い
⑤回転(売れ行き)ランキング推移・売れた痕跡、季節性Keepa(有料版)等で波形が確認でき、止まっていない/季節性が合っている波形が止まっている/季節外/売れ行きが読めない
⑥競合(現在)新品出品者数(新品の競合)、価格の荒れ価格レンジが安定している/明らかな激戦ではない最安値が頻繁に入れ替わる(改定合戦)/極端な投げ売り
⑦競合(推移)出品者数の増え方(Offer Count)Keepa等で急増していない(増えても緩やか)短期間で倍近く増加/増加と同時に値下げ開始
⑧損益分岐点いくらまで下げたら赤字か(手数料は売価連動)Amazon出品アプリ/シミュレーターで試算済み/値下げ余地がある数百円下げただけで赤字/暗算前提でブレる
⑨利益(粗利)手数料・送料込みの利益額最低ラインを下回らない(自分のルール)利益が薄すぎて値崩れに耐えない
⑩利益率(目安)粗利÷売価新品の目安:10〜15%を最低ラインにする人が多い薄利すぎて競合増で即死
⑪ROI(目安)粗利÷仕入れ新品の目安:15〜20%を最低ラインにする人が多い低すぎて資金が増えない/支払いが詰まりやすい
⑫コンディション未開封/開封、傷・臭い・欠品、動作説明と検品ができる/欠品なし欠品・動作不明・強い臭い・返品不可が強い
⑬在庫・実務リスク大型、破損、保管、長期在庫小型・軽量・回転見込み大型・壊れ物・長期在庫になりそう

使い方:①→②→③…の順でチェックし、途中でNGが出たら即見送り。
特に②真贋③古物は、初心者が“自己判断で突破しない”ために安全側へ寄せています。

最短で迷いを消す:A/B/C判定ルール(テンプレの最後にこれだけ残す)

判断を毎回悩まないために、最後は3分類に落とします。

  • A(仕入れOK):①②③④⑤⑧がすべてOK、値下げ余地がある
  • B(テスト仕入れ):致命傷はないが不安が残る → 1個だけで検証
  • C(見送り):①②③④⑤⑧のどれかがNG(特に②③は即見送り)

初心者はBを上手く使うと成長しますが、②真贋と③古物はBにしない方が安全です(原則C)。

補足:真贋リスクは「説明」ではなく「証憑」で考える

テンプレ内の②を厳しめにした理由はここです。Amazonで真贋調査が入った場合、求められやすいのはメーカーまたは正規卸の請求書です。
店舗レシートや「本物です」という主張だけで突破する前提は、初心者には危険です。

  • 安全策:疑われやすいブランド/高額品は避ける
  • 安全策:請求書が出ない仕入れ(フリマ等)は真贋リスク商材を扱わない
  • 安全策:「疑われたら詰む」商品は仕入れない

これは怖がらせたいのではなく、「テンプレを使う読者を守る」ための基準です。

補足:古物商許可は「一般的」ではなく、中古仕入れ販売なら必須

営利目的で中古品を仕入れて販売するなら、古物商許可は必須です。
「まだ取っていない」なら、テンプレ運用としては中古仕入れ自体をしない方が安全に倒せます(不安がある場合は管轄警察署や専門家へ確認を推奨)。

補足:損益分岐点は“暗算禁止”。アプリ/シミュレーターで試算してから決める

損益分岐点の定義は「いくらまで下げたら赤字か」でOKですが、Amazonは売価に連動して手数料が変わるため、暗算するとズレやすいです。

  • OKの作り方:Amazon出品アプリや料金シミュレーターで、売価を動かして手取りを確認
  • 最低限:「最安値に合わせたら赤字」なら、その商品は危険信号

具体例:テンプレで1分判断(安全版の回し方)

例:店舗で2,980円の商品を発見。Amazonでは5,000円前後に見えるケース。

  • ①出品可否:出品可(OK)
  • ②真贋:ブランド/高額品で請求書が出ない(NG)→ C見送り

このように、安全版テンプレは「利益が出そうでも、危ないなら即切る」設計です。
逆に、②③がクリアできる商材だけを扱えば、初心者の事故率はかなり下がります。

よくある失敗5選と回避策(テンプレ運用で潰せる)

失敗1:利益だけ見て仕入れて、出品できない

回避策:①出品可否を最初にチェック。曖昧なら見送る。

失敗2:真贋で詰む(証憑が出せない)

回避策:②を厳格に。「請求書が出せないなら扱わない」をルール化。

失敗3:同一商品を間違えて別ASINを見ていた

回避策:④で型番末尾・セット違いまで一致確認。迷ったら見送る。

失敗4:回転不明なのに仕入れて資金が寝る

回避策:⑤で波形確認(Keepa等)。読めないならB(1個)かC。

失敗5:損益分岐点がなく、少しの値下げで赤字

回避策:⑧をアプリ/シミュレーターで作ってから買う。

すぐできるチェックリスト(最小版):迷ったらここだけ

  • ①出品可(規制なし)を確認できた
  • ②真贋が絡む商材ではない/請求書の見込みがある
  • ③中古なら古物商許可を取得済み
  • ④同一商品が確定(型番末尾・セットまで一致)
  • ⑤回転が止まっていない(Keepa等で確認)
  • ⑧損益分岐点をアプリ/シミュレーターで試算済み

まとめ:テンプレは“安全側”が正義。②真贋と③古物を厳格にすると事故が激減する

仕入れ判断テンプレは、使う人が多いほど「甘い基準」が事故を生みます。
今回の修正版は、初心者が最も痛い失敗(真贋調査・無許可中古・出品不可)を避けるために、②③を厳格にし、損益分岐点もツール試算前提にしました。
この型で回せば、迷いと赤字の両方が減っていきます。

次にやること(3ステップ)

  • ステップ1:テンプレ表をコピペして、スマホメモ or スプレッドシートに保存する
  • ステップ2:次のリサーチで①②③④⑤⑧だけ埋めて、A/B/Cで即決する
  • ステップ3:B(テスト仕入れ)を3回だけ実施し、結果から自分の最低ライン(損益分岐点・競合・回転)を微調整する

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